【デュエプレ】第10弾・戦国武闘会カード紹介⑥《氷牙フランツⅠ世》《魔弾オープン・ブレイン》《氷牙の魔筆マクシミリアン王》
【第10弾カード情報】
— デュエル・マスターズ プレイス【公式】 (@dmps_info) 2021年8月13日
《氷牙フランツI世》
本当に良い魔銃とは威力、精度は勿論、何より銃自身が打ち手なものにほかならぬ。――氷牙フランツI世#デュエプレ #戦国武闘会 pic.twitter.com/gjgc7u3GCo
【第10弾カード情報】
— デュエル・マスターズ プレイス【公式】 (@dmps_info) 2021年8月13日
《魔弾オープン・ブレイン》
第5の魔弾は知識の魔弾。神秘の門を鍵にて開け。#デュエプレ #戦国武闘会 pic.twitter.com/IazJPFxOKi
【第10弾カード情報】
— デュエル・マスターズ プレイス【公式】 (@dmps_info) 2021年8月13日
《氷牙の魔筆マクシミリアン王》
マクシミリアン王の魔弾により繰り返し射抜かれた者は数多く、予選会場には惨劇が訪れた。#デュエプレ #戦国武闘会 pic.twitter.com/u3WzhTaHEI
※この記事は2021年8月13日に執筆されています。
きたわね。
氷牙フランツI世
コスト3 2000 サイバーロード/ナイト
・自分の呪文を唱えるコストを1枚少なくする。ただし1より少なくならず、かつその呪文の持つ文明の数より少なくならない。
さぁ、トーナメントシーンからカジュアル環境まで、なんなら現代に至るまで幅広く根強い人気と確かな実力を兼ね備えるスーパー種族・ナイトから定番の彼が登場しました。言わずもがな初出は28弾『戦国編』。紙版から無調整で登場です。ぶっちゃけ普通にデュエプレでも通用すると思います。フレーバーテキストもかっこよくて好き。
ナイトは手札補充によって潤沢に呪文を手札に揃えて、相手の出方に応じてカードを切っていくという典型的なコントロール戦略を得意とする種族です。相手の盤面や手札に強力に干渉できる呪文というと、《執拗なる鎧亜の牢獄》《デモニック・バイス》など、5コスト以降が主流になります。《魂と記憶の盾》?バケモンの話をされてもねぇ。
そのため、《フランツI世》はナイトデッキの初動の要。ナイト・マジックを発動させるためにも4投必須のキーパーツになります。ドラゴンデッキの《コッコ・ルピア》みたいなもんですね。
そしてコイツを出した後に打つカードの筆頭といえば、今も昔もこのカードになります。
魔弾オープン・ブレイン
コスト5 呪文 ナイト
・S・トリガー
(KM)カードを2枚引く。
・ナイト・マジック
ナイト・マジックは、バトルゾーンに自分のナイトがいれば能力を2回発動できるというチート能力。今も昔も4ドローは圧倒的です。《フランツⅠ世》とともに28弾『戦国編』で鮮烈なデビューを果たしました。《フランツ》→《オープン・ブレイン》の流れは、明らかに公式によって意図されたデザイナーズ・コンボでありながら分かりやすく強力であったため、ナイトデッキのリソース確保能力の高さに当時のDMP達は震え上がりました。
紙版と比較すると、ドロー効果およびナイト・マジックの発動が強制となっている点には注意が必要です。ナイトデッキはリソースを手軽に稼げる反面、ライブラリアウトが割と現実的な負け筋になってしまうという弱点もあります。山札の残りが10枚以下になったら使わない方が良さそうです。S・トリガーで引き当てて気持ちよくなっちゃって山札確認せずドローしてライブラリアウトとか普通にありそう。それでもこの過剰ドローは強力です。これで引いてきた軽量呪文を連打したい。
デュエプレ環境では《ゴースト・タッチ》などのハンデスが紙版と比べて全体的に弱体化されているのがナイトの軽量呪文連打の戦略にどう影響するのかが木になるところです。
ところで、《魔弾オープン・ブレイン》のフレーバーテキスト、紙版と変わってないんですよね。
第5の魔弾は知識の魔弾。神秘の門を鍵にて開け。
この「第5の魔弾」というのは、28弾に登場した魔弾呪文に付けられているナンバリングですね。
第1の魔弾:《魔弾プラス・ワン》
第2の魔弾:《魔弾ソウル・キャッチャー》
第3の魔弾:《魔弾デュアル・ザンジバル》
第4の魔弾:《魔弾チェーン・スパーク》
第5の魔弾:《魔弾オープン・ブレイン》
第6の魔弾:《魔弾ストリーム・サークル》
個人的には赤字をつけた呪文あたりがナンバリング通りに来てくれると、速攻やメカオーにも粘り強さを見せられるデッキになりそうな予感がします。特に《魔弾デュアル・ザンジバル》なんかはパワーを-2000してくれるので、複数除去や《セイントマザー》降臨後の除去にも役立ちます。
《氷牙の魔筆マクシミリアン王》
コスト4 3000 グランド・デビル/ナイト
・バトルゾーンに出た時、カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。
・自分が唱えたナイト呪文の(KM)能力を、追加でもう一度使う。
彼も28弾産です。ただし、VRという高レアリティながらナイトデッキには最終的に抜けてしまうカードという立場でした。
その理由は簡単で、4マナ時点で置いておきたい能力ながらナイトデッキにおける4ターン目の競合が多すぎたからです。
このカードは《フランツI世》同様いわゆるシステム・クリーチャーで、《マクシミリアン王》が場にいる上で自分が別のアクションを起こす(ナイト呪文を唱える)と効果を発揮するカードです。こういったカードは基本的に、相手の除去が間に合わない序盤に設置することで、相手とのカードアドバンテージを広げていくために投入されます。
しかしながら、ナイトデッキの4コスは層を誇っていました。そんななかで4ターン目にせっかく出しても直接アドバンテージを稼ぐことのない《マクシミリアン王》は、能力の面白さからデッキ構築の最初の段階では候補に上がるものの、最終的には熾烈なスタメン争いに負けてしまうのでした。
彼はコントロールデッキの不動のレギュラーですね。
そんな《マクシミリアン王》君ですが、今回新たな効果を引っ提げてデュエプレに登場しました。《ジルコン》のcipが追加されたのです。
この能力追加は地味ですが有難い。実はナイトって能動的に墓地を肥やせるカードが意外と多くありません。それこそ《邪眼王ロマノフⅠ世》くらいでしょうか。なので、《インフェルノ・ゲート》用にクリーチャーを墓地に置いておくなど、従来のナイトデッキにはないピンポイントで器用な動きをしてくれるのではないでしょうか。2枚程度の採用ならありえそうですね。
ところでフレーバーテキスト、平和の祭典のはずが血みどろの惨劇を生み出してるのですが。クリーチャーワールドは厳しい世界ですね。
マクシミリアン王の魔弾により繰り返し射抜かれた者は数多く、予選会場には惨劇が訪れた。
絶対クリーチャーに生まれ変わりたくない。
neko
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